【開催報告】安東・松本 青少年国際交流 安東編
本事業は、韓国・安東(アンドン)市と松本市の相互理解を促進し、青少年を対象に国際感覚と協調性を育むことを目的として実施された交流プログラムです。事業全体を通して参加者は4つのグループに編成され、伝統文化体験、現代ポップカルチャーを活用した表現学習、さらには歴史的遺産の視察に至るまで、多角的なアクティビティに取り組みました。

交流内容と詳細
交流事業の初期段階として実施された、アイスブレイクプログラムでは、参加者間の緊張緩和とチームワークを高める手段として、日韓両国の伝統遊戯を用いた対抗戦が企画されました。日本側の伝統遊戯として「けん玉」が用いられ、韓国側の伝統遊戯としては足で蹴り上げる「チェギチャギ」が組み込まれました。
対抗戦は、編成された4つのグループによるスピード競争形式で実施されました。ルールとしては、けん玉において球を1回載せること、そしてチェギチャギにおいては、足で3回蹴り上げることを目標とし、グループ全員がいかに早く達成できるかを競い合いました。両国の言葉や文化の違いを超えて一丸となって目標に挑む設計となっており、効果的な交流の契機となりました。


K-POPメンタリング(若者世代の共通言語であるK-POPを取り入れた技術指導プログラム)では、全体の4グループが「ボーカル」と「ダンス」の2分野に分かれてプロの講師のもと練習に励みました。ボーカルを担当した2グループは、あらかじめ選定された楽曲のパート分けを行い、参加者全員が韓国語で歌唱できるよう指導を受けました。一方、ダンスを担当した2グループは講師からの振付指導を受けて技術を磨きました。


各グループは、翌日に控えた成果発表会に向けて練習を重ね、本番では各自のパフォーマンスを披露し合い、相互に評価を行いました。限られた準備時間の中で協調して作品を作り上げるプロセスは、参加者間の信頼関係を飛躍的に高めたと思います。
安東市の世界遺産「河回村(ハフェマウル)」におけるフィールドワーク(現地視察プログラム)が実施されました。単なる歴史的建造物の見学にとどまらず、グループ毎の体験型タスク「ミッションチャレンジ」が用意されました。



村内の指定されたポイントを巡り、あらかじめ決められたポーズをとって記念撮影を行うなどのミッションを遂行しながら散策を行いました。歴史や地域文化への深い理解を促すと同時に、フィールドワークを通じてグループ内の親睦をより強固なものとする工夫が見られました。
本国際交流プログラムは、伝統体験、現代アート、地域視察という異なる要素をバランスよく組み合わせた構成となっていました。単に文化を紹介し合うだけでなく、共同作業や競争要素を取り入れたことで、言語の壁を越えたアクティブな相互交流が実現した充実の内容でした。安東市の皆様、松本の若者を暖かく迎えていただき、ありがとうございました!




タイトル:安東・松本 青少年国際交流 安東編
・主催:東アジア文化都市2026安東
・開催期間:2026年7月31日(金)〜8月3日(月)
・会場:安東市各所
・参加者数:日韓25名


コメント