「松本いただきます手帖」は、「東アジア文化都市2026松本」を契機に、松本の豊かな食文化と暮らしの魅力を国内外に発信するために制作しました。2026年1月23日にメディアの皆様をお迎えし、完成記者発表を行いました。
松本は多くの観光客が訪れるまちですが、昨年、同じく東アジア文化都市に選定された韓国・安東(アンドン)市を訪れた際には、松本の知名度はほとんどない状況でした。県外や海外のより多くの方々に松本の魅力を深く知っていただくため、「松本いただきます手帖」は制作されました。松本には、そば、味噌、日本酒、山賊焼きなど、地域の歴史や豊かな自然と深く結び付いた多彩な食文化があります。本手帖では、これらを単なる観光情報として紹介するのではなく、食を入口に、その背景にある松本の自然、歴史、伝統行事、そして人々の暮らしにも触れていただける内容としています。

デザイン・イラストを担当した山本ひかるさんは、イラストに加え文字もすべて手描きで仕上げ、祭りの場面では一人ひとりの表情まで丁寧に描き込みました。単に観光情報を伝えるパンフレットではなく、松本の温かさや地域の雰囲気まで感じられる手帖を目指しています。また、ゲストハウス「タビシロ」を経営する小澤さんには、日頃から海外の方々と交流されている経験を生かし、海外からの来訪者が関心を持つコンテンツについて助言をいただきました。
また、日本語に加え、英語・中国語・韓国語の4言語で制作しました。中国語・韓国語の翻訳は、松本市在住のネイティブスピーカーにご協力いただいています。海外から松本を訪れる方にも、食を通じて地域の魅力を知っていただけるよう工夫しています。

1月23日(金)に松本市立博物館にて完成記者発表会が行われ、翌24日・25日の氷彫フェスティバルをはじめ、市内の文化・観光施設や宿泊施設などで配布されました。A2判6つ折りで、日本語版1万部、英語・中国語・韓国語版を各5,000部、計2万5,000部が制作されました。松本駅の観光案内所では人気で、おけばどんどんなくなっていってしまう、とのことです。(2026年夏から秋に明けて、日本語版、英語版が増刷されました。)
松本の「食」を入口に、その背景にある自然や歴史、伝統、人々の暮らしまでを一冊にまとめた「松本いただきます手帖」。4言語での展開を通して、国内外の多くの方に松本の文化や魅力を届ける新たな発信ツールとなりました。
制作に携わった皆さん

デザイン・イラスト:山本ひかるさん
企画:編集協力:小澤清和さん
中国語:メイランさん
韓国語:ジヒョンさん
制作期間:約4ヶ月
このほか、行政や翻訳、印刷、配布など、さまざまな分野の関係者の協力のもと制作されました。


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