【開催報告】マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE 第1弾 映像アート祭

「東アジア文化都市2026松本」の共催事業である、マツモト建築芸術祭ADVANCE第1弾 映像アート祭が2月14日(土)から3月15日(日)までの1か月間、松本市立博物館の2階特別展示室を会場として開催されました。

従来の街なか周遊型とは趣を変え、本期は「映像表現」に特化した屋内集約型の展示を行われました。
表現手法を写真や映像、アニメーション、ドキュメンタリーなどに限定し、同一空間の中に複数の映像作品を配置することで、展示空間と作品の関係性を再解釈する新しい鑑賞体験を提供しました。

総合ディレクターおおうちおさむ氏がプロデュースを手がけ、会場では国内外で活躍する9組のアーティストによる個性豊かな映像作品を展示いたしました。

主な参加アーティストは、石川直樹氏、近藤聡乃氏、佐藤雅晴氏、シシヤマザキ氏、原田裕規氏、本城直季氏のほか、Short Film Festivalの監督として、海外からはJohnson Cheng 氏、Hui-song Son 氏、Emily Reekers & Eugene Arts 氏です。同一の展示スペースでありながら、それぞれの視点が響き合い、広がりを感じさせる空間を創出しました。

会期中には、鑑賞体験をより深めていただくための取り組みを実施しました。

取組内容
オープニング記念アーティストトーク

写真家・石川直樹 トークショー
写真家・石川直樹があえて映像というメディアで提示する試みについて、作品の見どころとともに語っていただきました。

アーティスト・シシヤマザキ × おおうちおさむ
多岐に渡り活躍するシシヤマザキの制作の裏側や現在の関心について、おおうちおさむ氏との対話を通して掘り下げました。

ディレクターズガイド

総合ディレクター・おおうちおさむ氏が、展示の見どころや企画意図、会場構成などを解説しました。

ナイトミュージアム

通常16:30までの開館時間を20:00まで特別延長して、夜ならではの鑑賞をお楽しみいただきました。

ショートフィルムの特別無料公開

会期終盤には導入展示室にて、ショートフィルム「地下鉄のオーディション」を特別に無料公開しました。

今回の第1弾は、表現手法を映像に絞り博物館内へ集約するという実験的な試みであり、マツモト建築芸術祭の新たな表現の可能性を示すことができました。
ひとつの空間で展開される多様な視点は、来場者にとって建築空間やアートの捉え方を広げる貴重な機会となりました。

この第1弾の取り組みは、同年10月から始まる第2弾(松本市内に点在する名建築を巡る「まちなか周遊型」芸術祭)への大きな期待感へとつながっています。

タイトル:マツモト建築芸術祭2026 ADVANCE 第1弾 映像アート祭

・開催期間:2026年2月14日(土)~3月15日(日)
・会場:松本市立博物館 2階 特別展示室
・参加者数:延べ8,000名(無料閲覧含む)
・うち企画展入場者数:1,365名

  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次