東アジア文化都市とは

「東アジア文化都市」は,日中韓文化大臣会合での合意に基づき,日本・中国・韓国の3か国において,文化芸術による発展を目指す都市を選定し,その都市において,現代の芸術文化や伝統文化,また多彩な生活文化に関連する様々な文化芸術イベント等を実施するものです。これにより,東アジア域内の相互理解・連帯感の形成を促進するとともに,東アジアの多様な文化の国際発信力の強化を図ることを目指します。

また,東アジア文化都市に選定された都市がその文化的特徴を生かして,文化芸術・クリエイティブ産業・観光の振興を推進することにより,事業実施を契機として継続的に発展することも目的としています。

東アジア文化都市2026松本 事業の開催目的

◆ 三ガク都(岳・楽・学)・松本の魅力発信

松本の持つ蓄積された歴史文化の豊かさ、雄大な山岳景観と調和した自然環境、古来より街道の要衝として栄えてきた利便性といった魅力を国内外へ広く発信する。

◆ 次世代へ向けた友好関係の構築と持続可能な都市への発展

次代を担う若者をはじめ、多くの人々の交流人口を拡大することにより、相互理解と関係を深める機会を創出し、日本とアジアの架け橋として互いに学び合う機会とする。

◆ 国際文化観光都市の実現

文化振興、国際交流、観光、経済産業それぞれの分野が、交じり合いながら未来に向けた持続可能な「文化観光産業」を推進し、世代や国籍を問わず「選ばれる街」としての魅力向上につなげる。

◆ 伝統文化資源の再評価

地域固有の伝統芸能、食文化や行事の文化資源としての価値を改めて認識し、「郷土愛」を育む機会としながら、地域が直面している担い手や継承の課題を松本市全体で支える体制の再構築を目指す。

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